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横浜港金沢地区岸壁(-10m)築造工事(その2)追加工事
工事概要 撤去工 本体工 上部工 付属工 
8 控 工
    
原施工計画書と同様ですので省略

9  地盤改良工
    
原施工計画書と同様ですので省略

10 裏込・裏埋工
    
原施工計画書と同様ですので省略

11 上部工

    
1〜6. 原施工計画書と同様ですので省略
      7.桟橋部上部コンクリート

      
a.桟橋上部コンクリートフロー

      b.支保工設置

      
支保工は、吊りブラケットとします、また、
      作業足場も兼ねる構造とします。
      ブラケットは、鋼管杭天端の所定高さに溶
      接します。
      ブラケット下端には桟木を取付、被覆防食
      の損傷防止します。ブラケット取付後、
      桁材H300×300×10×13を鋼管杭
      の両側に設置します。
      桁材設置後、横桁材200×200×8×
      12 L=4mを1.3mピッチで設置し
      ます。
      角材(120×120)を120mmピッチ
      で横桁に番線にて緊結します。
     c.底型枠設置

      
支保工設置完了後、支保工上に底型枠を設置します。底型枠は、木製(t=12mm)
      
とし、鋼管杭形状に加工したものを取付けます。設置に際しては、波浪等に流出しな
      いよう
堅固に設置します。

      d.鉄筋工

     イ)鉄筋架台
      
鉄筋組立に先立ち、鉄筋の位置確保のために鋼管杭上に鉄筋架台(L-50×50×4)
      
を溶接します。

      ロ)鉄筋加工
      
鉄筋は、工場にて加工します。鉄筋搬入時に形状・寸法・材質を確認した後加工を
      
行います。加工に際しては、所定の形状寸法に正確に加工します。加工鉄筋は有害な
      
錆等を防ぐために保管管理を厳重に行い、シート等で養生します。加工鉄筋を現場搬入
      
する際は、加工鉄筋が変形しないよう慎重に運搬します。

      
ハ)添接プレート溶接
      
鋼管杭の所定位置に添接プレートを溶接します。添接プレートは所定の開先加工を実施し、
      鋼管と所定の溶接脚長を確保します

      ニ)鉄筋組立
       鉄筋は、底型枠及び鉄筋架台上に記した躯体墨に合わせて配置し、鉄筋の種類、間隔
 
     かぶり及び鉄筋継手長を確認しながら組立ます。
      
尚、鉄筋固定は焼き鈍し鉄線により結束し、コンクリート打設中に移動しないよう堅固に組立
      てます。要所については段取り鉄筋等を使用します。なお、コンクリートとの付着を阻害する
      恐れ
のあるものはコンクリート打設前に除去します。

      
ホ)鉄筋溶接
      
鉄筋溶接は、所定溶接長(フレア溶接)片側5cm以上を確保するようにエンジン溶接機
      
にて実施します。

      f.コンクリート打設

      
コンクリート打設前には、型枠内の清掃を行い、異物等を除去します。コンクリート
      打設は
コンクリートポンプ車を使用して行います。コンクリート打込み高さは1層あ
      たり約70cm程度とし
構造物高さが1.6mとなるので3層打設とします。
 
     コンクリート打設時は、バイブレータ(高周波φ50mm)により入念に締固めます。
      2層目コンク
リート打設時には、一層目コンクリートにバイブレータを挿入し両層が、
      一体となるように締固め
ます。
      
コンクリート天端は、金ゴテ等により押さえた後、ホウキ目仕上げとします。

      g.コンクリート養生

      
コンクリート養生は、養生マットを敷き、散水による湿潤養生とします、養生マット
      敷設
前にコンクリート表面が乾燥している場合は、噴霧養生を行います。
      
※日中気温が4°以下になるような時には寒中コンクリートとして対応します。

      
h.型枠解体・支保工解体

      
コンクリート養生後型枠を解体します。解体に際しては、解体中に躯体を傷つけない
      ように
注意して行います。セパレータ部分についてはモルタルを詰め表面仕上げを行
      います。
 
     支保工撤去は、潜水士により、桁載荷プレートを切断し、主桁を下げコンクリート下
      端と
底型枠間に隙間を設けます。角材、合板をその隙間から撤去します。撤去後、横桁、
      最後に
主桁を引出し撤去します。
      ブラケットを箱抜部にて切断し、箱抜をモルタルにて充填します。
 
     なお、型枠解体時期については、コンクリート標準示方書に従い決定します。
    8.隅角部コンクリート

     桟橋終点部、既設護岸取合い部は、潜水士により既設L型ブロック側面に、
     コンクリートブレーカ削孔機
にて700mm及び750mm間隔で22孔削孔します。
     D16の鉄筋が差し筋できる孔を削孔します。
 
    削孔終了後 削孔穴に樹脂カプセルを挿入します。鉄筋L=1000mmにて樹脂カプセ
     ルを破砕
混合し既設L型ブロックコンクリートと鉄筋を接着させます。
     接着差し筋によりL型ブロックと隅角部
が一体となるような構造とします。
     詳細については事前に監督職員の承諾を得ます。
 
    鉄筋差し筋終了後、隅角部コンクリート底面部に漏えい防止シート(t=0.5mm)を潜水士
     により敷設します。漏えい防止シートは波浪等により移動しないよう転石等で固定します。
     漏えいシート敷設
後、所定位置に、型枠材(鋼製型枠)をホイールクレーン(25t)にて
     吊込みます。潜水士により既設
L型ブロックより、ホールインアンカー及び溶接で固定します。
     型枠設置完了後、水中コンクリート
(30-18-20 水セメント比50%)をコンクリートポンプ車にて打設
     します。水中コンクリートは、ブーム式ポンプ車
のホースに深度をマーキングし、コンクリート打設天端に筒先
     が0.5m以上挿入しているか、レッドとポンプ
車ホースのマーキングを確認しながら打設します。
     打設完了後コンクリートが硬化する際に、鉄筋16mmを
差し筋し、場所打ちコンクリート型枠の固定材と
     します。 

     
9.場所打ちコンクリート

     
隅角部コンクリート打設完了後、天端部のスライム及びレイタンスをチッピング及びワイヤーブラシ
     で
撤去します。撤去完了後、既設L型上部コンクリート天端より800mm下の位置に、コンクリートブレーカ削
     孔機
にて500mm間隔で8孔削孔します。D16の鉄筋が差し筋できる孔を削孔します。
     
削孔終了後、削孔穴に樹脂カプセルを挿入します。鉄筋L=1000mmにて樹脂カプセルを破
     砕
混合し既設L型ブロックコンクリートと鉄筋を接着させます。接着差し筋によりL型ブロック
     上部工と
場所打ち部が一体となるような構造とします。詳細については事前に監督職員の承諾を
     得ます。
鉄筋差し筋終了後、所定位置に木製型枠を設置し単管及びホームタイで固定します。
     
型枠固定完了後、隅角部上部場所打ちコンクリート(24-12-20 水セメント比65%)をコンクリートポンプ車
     にて
打設します。
     
コンクリート打設前には、型枠内の清掃を行い、異物等を除去します。コンクリート打込み高さ
     は1層あたり約70cm程度とし、構造物高さが1.6mとなるので3層打設とします。
     
コンクリート打設時は、バイブレータ(高周波φ50mm)により入念に締固めます。
     2層目コンク
リート打設時には、一層目コンクリートにバイブレータを挿入し両層が一体となる
     ように締固め
ます。コンクリート天端は、金ゴテ等により押さえた後、ホウキ目仕上げとします。
鉄筋組立
コンクリート打設
水中コンクリート打設
隅角部コンクリート 型枠組立
場所打ちコンクリート
既設上部コン復旧
上部工完了全景
横浜港金沢地区岸壁(-10m)築造工事(その2)追加工事
工事概要 撤去工 本体工 上部工 付属工