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(1)施工フロー | |||
(2)施工要領 @機械搬入組立 機械搬入においては、日時、運搬経路、搬入場所を明確にしておく。 組立はベースマシンの準備、リーダーの接続、ワイヤーロープの仕込み、リーダー起し、取付け、 オーガ−ケーシングの取付け、付属機器の取付けの順で行う。 A計器の調整・確認(キャブレ−ション) 地中での杭造成状況は直接目視で確認することができないため、以下に示す深度管理と改良材の 使用量の管理により、造成杭が所定の品質を満たしているかどうかを確認しながら施工を進める。 このため、監督職員立会いのもと、計器の調整及び確認(キャブレーション)を行う。 <自動計測施工管理システム> 打設全本数について、以下の管理項目に従い、自動計測、表示、記録を行う。 記録されたオシログラフの整理、評価、検討により、信頼性の高い施工の確立に万全を期す。 ・深度(GLの管理) 所定の深度に杭が造成されているかどうかを確認するために、ケーシング先端の位置を貫入から 造成に至るまで常時計測し、時間軸について連続表示し記録する。計測方法は、ケーシング上部の 適所に両端を取付けたワイヤーを、リーダー側にループ上に張り、ケーシングの上下動に同調した ワイヤーの動きを測定する。 ワイヤーの直線移動は、リーダーに取付けた深度発信機のプーリー回転に変換され、プーリー軸に 連結されたポテンショメーターにより抵抗値の変化として検出する。 ・改良材の使用量の管理 造成される杭の単位長さ当りの使用改良材料を一定にして施工するために、ケーシング内の改良材 天端面(SL)管理を行う。造成時のケーシング内改良材天端の降下量を計測・演算し、 時間軸について表示・記録する。 計測方法は、ワイヤーの一端に取付けた重鍾をケーシング内改良天端面上に吊降ろし、改良天端面の 変動に追随して巻き上げ、巻き下げできるようなバランス機構を有する巻き取り装置にてワイヤーを 上下させる。ワイヤーの移動は、深度発信機と同様の改良材面発信機で検出し電気変換される。 |
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B整地・杭芯位置出し 杭芯位置出しは、ケーシングセット・貫入位置を正確に出すため、 測量機器を使用して行う。 また、杭番号の位置確認には十分に注意を払う。 C打設機本体の据え付け 機械足元の整地、敷鉄板の設置、沈下状況の確認などを行ない所 定の位置の据え付ける。誘導員を配置して移動時の接触事故、転 倒事故等のないように、監視・誘導の実施を徹底する。 Dケーシングのセット 誘導員の誘導により杭芯にケーシングをセットする。合図は、 オペレーターからよく見える場所に立ち、確実な合図を送る。 本体運転手は、リーダーに取付けた角度計により、リーダーの 鉛直度を確認し、合図者はリーダーとケーシングの間隔を一定に 保つように合図し、併せてトランシットを使用して鉛直度を確認する。 本体運転手は、常にリーダーが傾いていないかどうかに注意を 払い、修正が必要な場合は合図により確実に指示する。 Eケーシングの貫入開始 外(回転)ケーシングの先端が所定の深度に到達するまで貫入する。 貫入補助装置として絞込み装置があり、貫入可能な範囲で補助と して使用する。 F改良材 改良材はケーシング貫入中に必要量投入する。 G貫入完了 所定の深度に達したらオーガ−を停止する。 HSDP杭の造成 外(回転)ケーシングをオーガ−逆転により引抜き、改良材を 地盤中へ排出しながら内ケーシングを上下に作動させて締固め 杭を造成する。この繰り返しを単位当り(1m)で管理し所定の SDP杭を連続杭として形成していく。 ISD杭造成・造成終了 所定の高さ(DL+2.0参考値)まで、造成が完了したら、内ケー シングの上下運動を停止し、SD杭を造成しながらケーシングを 完全に引抜き造成を完了する。 J移動 次の杭へ移動およびセットを行う。本体移動の際は、敷鉄板を ホイールローダ−にて、随時移動する。 |
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(3)締固め砂杭 本工事の施工の前に、ケーシング形状、寸法の確認を行います。また、1本目造成時において、SL計、 GL計の作動及び、改良材の体積変化率の確認を行います。 |
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貫入完了 | ||||||||
改良杭造成 | ||||||||
造成完了 | ||||||||