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横浜港金沢地区岸壁(-10m)築造工事(その2)追加工事
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6 土   工

    
原施工計画書と同様ですので省略

7 本 体 工

    
1〜6. 原施工計画書と同様ですので省略
      
7.桟橋部本体工

      
a.鋼管杭製作・運搬

      鋼管杭は製作図及び製作仕様に基づき、工場で製作し所定の工場検査を行います。
      
鋼管杭本体に1本毎に容易に消えない塗料を用いて、頭部から3mまでは10cm
      ピッチ
3.5mから10mまでは50cmピッチの表示を行います。
      
鋼管杭の製作は、新日本製鐵褐N津製作所にて製作し、現場まで陸上運搬します。
      
運搬時における吊込み及び積置き方法については、鋼管杭への損傷、特に重防食部
      分
に損傷、変形を与えないように慎重に取り扱います。鋼管杭の運搬は、ポールト
      レーラにて
規定運搬時間(夜間)に運搬しクローラクレーン(100t吊り)にて現場
      荷下ろします。尚、運搬
中はキャンバー及びワイヤーロープにより緊結して運搬します。
      鋼管杭の運搬姿図は下記に記します。
      
尚、現場積置き方法は1段とし、積重ねを行わず本体の変形等を防ぎます。搬入後、
      鋼管
杭の形状、寸法、鋼番を確認します。
      b.先行削孔

      先行削孔は、陸上より全回転オールケーシング掘削機により施工します。施工に先
      立ち
陸上より仮設構台を設置します。構台は柱材H300×300、桁材300×
      300との組み合わせとします。クローラークレーン100t吊りにて柱材をウオータジェット併用
      バイブロハンマ工法にて打ち込みます。(バイブロハンマ90kw級) 架台設置後、
      全回転オールケーシング機を架台上100tクローラクレーンにてセット
します。
      オールケーシング掘削機にケーシング(径1m)を挿入し、ハンマーグラブで掘削しながら回転圧入
      
します。基礎割石部(DL-4.5m〜7.0m,H=2.5m)を所定深度まで削孔確認(レッド
      で深度確認)
後、置換材(砂)をバックホウ(0.7m3級)にて投入します。投入完了
      深度測定後ケーシングを引抜き
ます。
      ケーシング撤去後、オールケーシング掘削機を100tクローラクレーンにて移動します。
      尚、詳細については、事前に監督職員の承諾を得ます。
先行削孔 削孔深度確認
      c.鋼管杭打込み

     (1)鋼管杭打込みフロー

     (2)導材設置

      鋼管杭打込みに先立ち、先行削孔使用導材を鋼管杭打設用に、仕様変更します。
     導杭及び導材受け桁は転用します。先行削孔専用架台を撤去し桁材(打設用定規
     H300を
配置します。既設岸壁天端がDL+3.6なので受材H300及び桁材
     (打設定規H300)を設置
した場合、定規設置高さがDL+4.2になります。
     従って、鋼管打設完了天端がDL+2.6と
なりますで、鋼管杭打込み高さが、
     DL+4.5付近になった時点で定規材をホイールクレーン
(25t吊り)にて撤
     去します。
    (3) ウオータージェット配管取付

    鋼管杭搬入後、現場にてウオータージェット配管(11/2×sch40)を取付けます。
     
配管は2系統3分岐の6孔とし工場製作したものを使用します。配管材取付に際しては
     
鋼管杭先端部に6分岐管を所定の位置に取付けた後、導水パイプを取り付けます。
     配管材
と鋼管杭は、丸鋼(φ22)を使用して溶接し、先端ノズル部についてはノズル
     保護バンド
(L-95×6t)を取付けます。
     
配管材取付終了杭は、ホイールクレーン(25t吊)にて鋼管杭仮置き位置に仮置きします。
    (4) 鋼管杭打込み

    鋼管杭をクローラクレーン(100t吊)にて吊上げ、所定の導材位置へ建込みます。
     
建込み時は、ウオータージェットカッタを起動させ、配管の不備による水漏れ、各ノズルの
     
詰まりのないことを確認後導材に建込み自沈させます。
     
建込みに際しては、鋼管杭の鉛直性を確認しながら慎重にゆっくり行います。建込み
     
完了後、吊りワイヤーを外し、クローラクレーン(100t吊)によりバイブロハンマ(120kw)を吊込み
     
建込み鋼管杭にセットします。
     
バイブロハンマを鋼管杭にセット後、建込み鋼管杭を一度引上げ再度鉛直性及び位置
     
を確認し、ウオータージェットカッタ(SJ-330E×2台)を起動させ打込みます。
     
打込み中は、鋼管杭の位置、鉛直性及びウオータージェットカッタの吐出圧力を調整(130〜
     
150kg/cm3)します。所定打込み深度より50cm程度前よりウオータージェットカッタの吐出
     圧力
を下げ、現地盤を極力乱さないように打込みます。
鋼管杭打込 鋼管杭打込完了確認
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