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1.間詰石投入 タイ材取付後、鋼管矢板と既設鋼矢板の間に、間詰石(再生クラッシャーラン)を投入する。 間詰石は投入箇所近辺に仮置し、バックホウ2台(0.7G・25G)により投入する。投入に際しては、 鋼管矢板内へのこぼれ、接触に注意しながら投入する。また、同じ場所で立ち上げずに、均等に投入 するものとし、鋼管矢板の変位についても随時計測する。投入完了後、人力にて所定高さに均し、仕 上げる。 |
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2.上部コンクリート 1.支保工設置 支保工は、吊りブラケットタイプとし、作業足場も兼ねる構造とする。 ブラケットは、鋼管矢板天端の所定高さにブラケットを溶接する。 ブラケット下端には、桟木を取付、被覆防食の損傷防止に努める。 ブラケット取付後、角材(120×120)を120mm 間隔でブラケットに番線にて固縛する。 2.均しコンクリート打設 間詰石完了後、均しコンクリートを(0.7G)にて打設する。均しコンクリート面は金コテ仕上げとし、型枠組立時に支障とならないように平坦に仕上げる。 3.底型枠設置 支保工設置完了後、支保工上に底型枠を設置する。底型枠は、木製(t=12mm)とし、鋼管矢板面形状に加工したものを取付ける。設置に際しては、波浪等により流出しないようにスクリュー釘にて堅固に設置する。 4.鉄筋工 (1)架台設置 鉄筋組立に先立ち、鉄筋の位置確保及びたわみを防ぐために鋼管矢板及び腹起材上に鉄筋架台(L-50×50×4)を溶接する。 (2)鉄筋加工 鉄筋は搬入後、形状、寸法、材質を確認した後加工する。加工に際しては、所定の形状寸法に正確に加工する。また、鋼管杭と溶接する鉄筋については、鋼管杭の変位に合わせて実寸を測定し、曲げ加工する。 なお、鉄筋の仮置には有害な錆等を防ぐため、シート養生する。 |
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(3)鉄筋組立 鉄筋は、均しコンクリート上及び鉄筋架台上に出した躯体墨に合わせて配置し、鉄筋の種類、間隔、 かぶり及び鉄筋継のラップ長を確認しながら組み立てる。また、鉄筋は焼き鈍し鉄線により結束し、 要所については段取鉄筋等を使用してコンクリート打設中に移動しないように堅固に組み立てる。 組立完了後、コンクリートとの付着を阻害する恐れのあるものを除去する。鉄筋溶接は、エンジン ウェルダー(280A)を使用して行い、片側5B以上の溶接を行う。 (4)型枠組立 鉄筋組立完了後、均しコンクリート上の異物及び鉄筋に付着した異物を除去した後型枠を組立てる。 また、型枠材は木製型枠とし、組立前に剥離材を塗布する。型枠は、基準墨に合わせて組み立てる ものとし、組立に際してはフォームタイのゆるみ、単管パイプ及び桟木の間隔を確認し、コンクリ ート打設中に変形しないように堅固に組立てる。 (5)コンクリート打設 コンクリートの打設前には、型枠内の清掃を行い異物等を除去する。また、木製型枠には十分吸水 させ、打設中のコンクリートからの吸水を防ぐ。コンクリート打設はコンクリートポンプ車を使用 して行う。コンクリートは1層当り約70Bの3層打設とする。 コンクリートの打設時は、バイブレーター(高周波パイ50mm)により入念に締め固める。また、 2層目コンクリート打設時には、1層目コンクリートまでバイブレーターをかけ、両層が一体となる ように締め固める。コンクリート天端は、金コテ等により押さえた後ホウキ目仕上げとする。 (6)コンクリート養生 コンクリート養生は養生マットを敷き、散水による湿潤養生とする。また、養生マット敷設前に コンクリート表面が乾燥してきた場合は、噴霧養生を行う。 ※日中気温が4℃以下になるような時には寒中コンクリートとして対応する。 (7)型枠解体・示保工撤去 コンクリート養生後型枠を解体する。解体に際しては、解体中に躯体に傷つけないように注意して 行う。セパレータ−部分についてはモルタルを詰め表面仕上げを行う。 示保工撤去は、潜水士によりブラケット接合ボルトを緩め、コンクリート下端と底型枠間に隙間を 設ける。 角材、合板をその隙間から撤去し、ブラケットを箱抜部にて水中切断し、箱抜をモルタルにて埋める。 なお、脱型の時期についてはコンクリート標準示方書に従い行うものとする。 |
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鉄筋組立 | 型枠組立 | ||||||||
上部コンクリート打設 | |||||||||
上部コン打設・付属物設置完了 | |||||||||