地盤改良技術情報 Soil improvement method
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K - CSL工法   Kokusou - Chemical Soil Liquid Method
K-CSL工法(液状攪拌混合固結工法)
軟弱土に安定処理液(セメントミルク)を
強制的に注入しながら特殊攪拌機にて攪拌混合し、
セメントの化学
反応によって軟弱土を固結させ
強固なパイルを造成するものです。
特  長

適用地盤は軟弱な砂質土、
粘性土のみならず、腐植土、泥炭層、
などの特殊地盤においても有効です。

本工法は特殊な攪拌翼をゆっくり回転さ
せながら固化剤と原地盤とを混合させて
いくので、施工は完全に行なわれ、
むらのない硬化柱体が造成されます。

施工深度は約40mまで可能です。

本工法は注入工法の一種であり、注入は
低圧で実施するため、堀削攪拌する範囲
以外には固化剤の浸透流出がなく、周辺
地盤にはほとんど影響を与えません。

本工法は無騒音、無振動の無公害工法です。

注入剤としてはセメント系のものを主剤
として用いるので、
2次公害がありません。

原地盤の状態により異なりますが、通常
施工後7〜14日程度で目標強度に達し、
効果が速く出ます。

原地盤の土をそのまま用いて、
固化剤によって安定処理するため
残土処理の必要がありません。

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