1.施 工 フ ロ ー | ||||
2.準備工 施工に先立ち、監督職員より指示された基準点を利用して基準測量及び縦横断測量を行い測量成果を 提出します。採取土の採取場所・採取方法、運搬方法(仮設道路も含む)等については、前記の測量 成果に基づき監督職員と協議し、施工します。 |
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3.道路土工 (1)路体盛土工(採取土) 盛土に先立ち、盛土面の木の根や切り株を処分します。原則として計画路床面下1m以内にある切 株、竹根、その他の障害物は除去します。又、盛土位置が山間のくぼ地部分もあるので、落葉ある いは枯枝の堆積しているものは除去します。 伐根材等の処分が発生した場合は監督職員と協議し適切に処理します。 盛土への悪影響防止の為、表土が腐食土などの場合、盛土の路床部分に入る箇所は、必要な深さまで 削り取り、盛土材料で置き換えます。 1:4より急な勾配を有する地盤上の路体盛土部は段切りを施し、盛土部と現況地盤がなじむよう施 工します。 (盛土と現地盤との密着を図り、滑動の防止)盛土材料は監督職員の指示する土取り場より採取し、 土取り場の掘削の法面仕上げ等が必要な場合は監督職員と協議します。又、盛土材料が盛土に適さな いと判断される場合は監督職員と協議します。 盛土材は、土取り場にてバックホウ(0.6m3級)にてダンプトラック(10t)に積込み盛土位 置に運搬します。運搬土砂を、ブルドーザー(21t級)及びバックホウ(0.6m3級)で敷き均 し、締固めは、タイヤローラー及び振動ローラにて行い、1層の敷き均し厚さは35cm〜45cm とし1層の転圧仕上がり厚さを30cmとします。 盛土工の作業終了時又は作業を中断する場合について、盛土天端は、降水を考慮し3〜5%程度の排 水勾配を付け、平坦に締固め滞水が無いようにします。 締固め作業にあたり、適切な含水比の状態で締固め、砂置換法による土の密度試験(JIS A 1214) により最大乾燥密度の85%以上を確認します。 盛土施工中、沈下等有害な現象があった場合は、その処理については監督職員と協議を行い 対処します。 土の採取にあたり、採取場の維持及び修復について採取場ごとの条件に応じて施工するとともに、 土の採取中、土質に著しい変化があった場合には、その処理方法について監督職員と協議の上施工し ます。 カルバート工施工ヶ所は、施工高さまで盛土完了後、カルバート工の施工を行い、カルバートコンク リートの所定の強度が確認された後、再度盛土します。 |
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(2)法面整形工 路体盛土と平行し、法面の崩壊が起こらないように 締固めを行い法面整形を実施します。 |
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