ケーソンの進水仮置 | |||
1進水仮置準備工 | ||||||||||||||
施工フロー | ||||||||||||||
1 進水作業を行うにあたっては、 事前に石巻港長への連絡と関係機関との連絡調整を行います。 2 ケーソン仮置場所の調査を行い、 水中に障害物等が無いか確認します。 3 進水作業前日までに曳航路の深浅測量及び進水斜路水中部及び 仮置場の点検調査を行います。 尚、進水仮置作業については、事前に進水仮置作業計画を 別途提出します。 |
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2進水台車セット | ||||||||||||||
進水台車を横引きレール交差部に引き上げ、 ストッパージャッキにより所定位置に進水台車を固定します。 |
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3横引き台車セット | ||||||||||||||
横引き台車をケーソン下部へ引き込み、停止位置を確認します。 |
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4 ケーソンジャッキアップ | ||||||||||||||
1 横引き台車セット完了後、油圧ジャッキによりケーソンの ジャッキアップを開始します。 2 ジャッキアップ中は、離れた場所からジャッキ作動状況及び 函台メタル等の異常の有無を監視します。 尚、ジャッキアップ完了は監督員の確認を受けます。 |
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5ケーソン横引き | ||||
1 横引き台車によりケーソンを進水台車位置まで横移動し、 進水台車と横引き台車を交差させて停止します。 2 停止位置は予め目印を設置しておきます。引き台車をケーソン下部へ引き込み、 停止位置を確認します。 |
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6 ケーソンジャッキダウン | ||||
1 横引き台車のジャッキダウン操作を行い、ケーソンを進水台車の上に載せます。 2 油圧ジャッキ降下が完全に完了し、かつ進水台車の状態に異常の無いことを確認した後 横引き台車を製作函台側に引き戻します。 |
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ケーソンを海に下ろす進水台車 | |||||||||
進水台車の滑車部 | 進水台車の上部 | ||||||||
7 進水台車ストッパージャッキ解除収納 | ||||
ストッパーは、進水開始直前に解除します。 解除を行う前に進水ウィンチのワイヤーロープの緩みを無くしてからストッパーを解除します。 |
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8 ケーソン進水 | ||||
1 作業指揮者は、曳船・監視船・交通船・ウィンチ操作員・監視員等の作業配置の完了を確認し、 各箇所に開始合図を送り、進水作業を開始します。 2 ケーソン進水速度は進水ウィンチのノッチ切替操作により5段階の調整を行います。 ケーソン着水までは最低速の1ノッチで行い、以後5ノッチまで徐々に進水速度を速めます。 |
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ケーソンの横引き→進水→曳航 | |||||
9 ケーソン曳航 | ||||
1 曳航開始前に、監督員立合により漏水有無の確認を行います。 2 ケーソン上乗りは、ケーソン浮上後に交通船からケーソン上に移動し、曳船の曳航索と 大廻しワイヤーロープの連結を行い、速やかに曳航を開始します。 3 ケーソン曳航中は航路を横断するため、監視船を配備し他船舶の監視にあたります。 |
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10 ケーソン仮置 | ||||
1 事前にケーソン仮置マウンドを音響測深器を用いた深浅測量及び潜水士による水中調査により 異常の有無を確認します。 2 仮置位置詳細は監督員の指示を受けます。尚、仮置位置には予め測量竹を設置して明示します。 3 曳航したケーソンを起重機船の側舷に固定した後、 水中ポンプにより注水しケーソンを沈設します。 4 注水する際はケーソンの傾きに注意し、水平に沈降するように注水調整を行います。 5 仮置完了後に水中部の確認調査と仮置位置確認測量を行い、成果表を提出します。 6 作業完了まで、監視船を配備し他船舶を監視します。 |
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