長崎くんち」と「開港150年」の旅
2008年10月9日 マダガスカルから一時帰国の休暇を利用して長崎に来ました。
眼鏡橋は、寛永11年(1634年)に興福寺の唐僧の手によって架設された日本最古のアーチ式石橋で、
川面に映った橋の姿によって双円を描くことから「めがね橋」と呼ばれています。(国指定重要文化財)
さすが長崎も石積みは多く残っており、石の色は多彩な色を使っています。
長崎の石積みには茶目っ気がありまして、ハートの形をした石も使っているため、
修学旅行の学生には人気のすぽっととなっているそうです。横浜でも作るべきだった、、残念。
港の公園には錨のモニュメントが置いてあり、
明治41年に建造された国内最大の「天洋丸」を係留するために使われたそうです。
天洋丸は、太平洋航路(アメリカ、サンフランシスコ航路)に対抗するために造られた船で、
大きさ、速力、機関方式等、日本の造船技術を海外にアピールする我が国空前の大型貨物船です。
重油燃料を世界で最も早く実用化させた「重油タービン船」としても有名です。
現在で言えば「ソーラタービン船」「超電導電磁船」のような感じでしょうか? がんばれ日本!
長崎は明治維新に登場する場所も多く、坂本龍馬の海援隊が
長崎を拠点として、外国の商社との貿易や、薩摩と長州の仲立ちを
行なった場所です。
亀山社中の跡には、龍馬のブーツ像がありますが、
坂本龍馬は侍姿でブーツを履き、ふところには拳銃を持った、
ウェスタンな人?でした。
当日なぜかしっかり猫が見守っていました。
長崎も同様に運上所があったので石碑が建っています。
現在は市民病院の前で岸壁上にはないのが時代の流れです。
長崎くんちは長崎港の横に諏訪神社の出張場所がありそこで見ておりました。
長崎港には横浜にいつも寄港していたにっぽんまるがおりなつかしく写真を撮らせて頂きました。
にっぽんまるも「天洋丸」と同じ、長崎三菱ドックで建造されたらしいです。

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