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 橋梁下部工 既成杭工 P1橋脚・P2橋脚工 A1橋台・A2橋台工 カルバート工事

12月20日 下部工最後のコンクリート
自転車に乗って、日本一の長距離を走る豪華寝台列車トワイライトエクスプレスを撮影しました。
能代(秋田)の方々は電車の存在すら知らないと思いますが深夜能代を通過しています。
札幌、大阪間を走る列車がかいらげ高架橋(現場)を通過するのは、11時31分と12時42分で、
姿が見えないのが残念です。
正月まで残り少なくなり、事故が多発しやすい時期に入ります。
気を引き締めて作業するとともに、良い施工環境にて作業して貰うことを第一に考え取り組んでいます。
12月16日 下部工最後のコンクリート
先日の雪は根雪になりませんでした。
現場は下部工の最後のコンクリートA1橋台の胸壁コンクリート打
設ですが、高所のため、安全帯を確実に使用しての打設となりまし
た。無事に打設終了し天端均し作業で、沓座部の水を今野君がかい
出しております。
ボックス部は枕梁コンクリートが仕上がりましたが、
でっかい枕です。
12月13日 沓座アンカーボルト部の凍結防止
P1橋脚出来形検査終了に伴い、沓座アンカーボルト部の凍結防止工として、洗い砂を投入し無収縮モルタルで、水の箱抜き内進入を防止します。橋台最後のA1では、胸壁部分にトランペットシースの箱抜きを付け、胸壁コンクリートを打設します。形がトランペットに似てるのでトランペットシースです。
この中には、落橋防止のワイヤーが挿入され、橋桁と橋台を万が一の場合に繋ぎ止めます。

12月11日 BOX枕梁及びA2胸壁コンクリート打設
初期の水密性がコンクリートの善し悪しを左右するので寒いながらも散水養生しております。

12月8日 能代に雪の便り
昨日の天気図では、本日そんなに降らない予定でしたが、10時頃より10cm程度んの雪が降りました。
電車が雪煙を上げながら走ると「雪国模様」ですね。旅情を感じている場合ではなく、寒さが身に寒じき
た師走で、足場上が特に滑りやすいので、十分注意する日々が続きます。

12月5日 跨線橋関係の最終コンクリート
跨線橋関係の最終コンクリートが、打設完了です。
いつもレッカーを運転しているオペさんが、本日ポンプ車を操作していました。
(いつもと違って違和感大)先日はじめて知りましたが、沓座の横の鉄筋を橋桁のズレ止めと思っていま
したが、機能分離型支承装置の反力壁だそうです。それって新技術??
沓が下面だけでなく側面にもあるイメージです。ボックスカルバート部では枕梁の鉄筋組立てを開始しま
した。「一寸質問」とまた難しいこと聞いてくる藤原鉄筋の主任技術者米谷さんです。

11月28日 平板載荷試験
寒いですねー現場には氷が張りました。
本日ボックスカルバート部の地耐力を平板載荷試験で確認しました。朝8時から16時頃まで寒い中じっ
として、我慢の秋北地質調査の皆様ですが、冬の厳しさはこれからですから、完全防備で対処しないと凍
えてしまうとのことでした。
国交省の武田現場技術員のお話では、「能代の冬を甘く見たらだめだよ!ここはふきっさらしだから、
まさしくブリザード状態だよ。」とのこと!大変だ。
こちらは、A2橋台竪壁コンクリート打設です。
丁度桁が乗る場所なので沓座(「しゅーざ」と呼びます)の箱抜きがあります。
A2橋台もいよいよ胸壁(パラペット)で最終コンクリートとなり完成ですが、氷点下にならない事を祈
るばかりです。もちろん養生熱で十分で、自記温度計で管理しています。

11月24日 親子現場見学会
等作業所の親子現場見学会を実施しました。
当現場の所長が所要で出席できなくなり、
支店の高橋所長とタナックスの近藤主任の家族に
現場見学して貰いました。
みんなで、完成したP2の上に昇りましたが、
「こんな怖いところでお父さんは仕事をしているんだ!
お父さんの仕事は大変だ!」と、大喜び。
高橋所長より「定期的に実施して貰いたい。子供が大変喜んでいます」との意見を頂きました。
ちなみに、所長の奥さんは能代の出身で、能代は詳しいそうです。
下手な噂が耳にはいらないように、忠実な作業をいつも以上に心がけます。

11月16日 琴丘能代道路の親子現場見学会
本日は、琴丘能代道路の親子現場見学会で、黒子として日曜出勤となりました!
イベントは3択や距離当てクイズ等を行ったり、記念盛り土に転圧作業をして貰ったりと、盛りだくさんの
内容でした。 現場事務所からFM秋田をBGMに流していたのですが、いつも耳になじみのある、みさお
ちゃんこと、桜庭みさおアナウンサーの声が、いつもより綺麗に感じる心地よい一日でした。

11月14日 A1橋台竪壁2ブロックコンクリート打設
各現場の橋脚がにょきにょき林立してきました!
ボックスカルバート部も現地盤まで掘削が完了しました。
出来形検査を終えたP2橋脚の横を寝台特急あけぼのが快走していきます。

11月8日 P2橋脚の完成
P2橋脚の天端からの眺めです。
ほぼ完了ですね。

11月7日 A2橋台埋戻し開始
A2は湧水が多く水中ポンプにて排水しながらの埋戻し作業でした。
埋戻しは合図者を選任し上下作業の無いよう施工しています。
埋戻しの為足場の撤去に伴い、ラクラクタラップにて足場を盛り替えていまが、ラクラクタラップは軽量
で手すり等は片手で持つことが出来ます。

11月2日 大館の樹海ドーム
琴丘能代道路の延伸地域の探索に出かけました。
東北縦貫自動車道には日本海沿岸東北自動車道(含、琴丘能代道路)の接続位置の看板が設置されており、
ジャンクション付近は伐採が行われ工事間近の状態でした。
大館には地場産業の木材を利用した
樹海ドームがあります。
骨組は集積材が使われていて、
地元の小学生が野球の練習をしてました。
明日のプロ野球選手がいるかも??
結構芸能人もコンサートやってます。
木のにおいが残る、
心地よい大館の樹海ドームです!

10月30日 カルバートボックス部掘削状況
法面部が1対0.6(6分勾配)なのでバックホウは法切りバケットに取替え作業しています。
法切り作業は特にオペレータのセンスが問われます?幾何学模様にならないよう管理しています?
掘削は1日700m3前後近隣工区に運搬しております。
過積載のチェックを随時行っておりますが、平均し5.5m3/台前後の積載量となっています。

10月27日 P2橋脚梁部コンクリート打設
橋脚最後のコンクリートを打設して、解体を残しほぼ完了とな
ります。P1橋脚も足場を高くし柱2ブロックの鉄筋の組立を
行っており、縦筋は落下防止の為及び振れ防止の為、番線で
結束し吊り作業を行っています。足場が高くなりましたので
「仮称、かいらげ跨線橋」の全貌が明らかになってきました。
広告、イメージアップのいっかんで現場の見学会を予定します。
社内及び関係者の家族の方に現場を見て貰います。
日程は11月24日(祝日)見学会及び懇親会
(現場でバーベキュウー焼肉もしくは
芋煮会(きりたんぽ鍋?)を予定しています。
P2橋脚が完成する予定なので
梁の上から列車を見下ろす形となります。

10月25日 宇宙科学研究所能代多目的実験場
先日、能代のロケット実験場で燃焼試験を行っている
ニュースを聞き、床屋がいっぱいだったんで何気なく
行ってみたら打ち上げ実験やってました。
キノコ「宇宙技術研究所の無線でロケットをそう呼ん
でました」が20m近く宙に浮かぶのは必見です。
空飛ぶ円盤のようでした。
能代は宇宙開発の最先端都市です。
でもギャラリーが報道関係だけで、実験が1分程度と
これまた短く、見逃した人もいたようでした。

10月22日 現場視察
国土交通省東北地方整備局技術事務所の方々が現場視察に見えられました。
入れ替わりに近所の方と思われる家族連れが現場を眺めておりましたので、
当工事の説明を行い記念撮影させて貰いました。
お子さんはタイヤローラーとダンプに興味があり、お兄さんの説明には余り興味がないようでしたが、
一番のショックは別れ際におかあさんから「おじさんにバイバイして」と言われた工事のお兄さんでした。

10月21日 白鳥と部長とサーフィン?
橋脚竪壁コンクリート打設のため、
7:00に現場に到着したところ、
白い雁がおりまして、
そんな雁はいないとよく考えてみたら?
白鳥でした。とうとう冬です!
久方ぶりに「急がし部長」こと坂井部長が品質証明にやってきました。
A1橋台のフーチングの鉄筋の品質証明を行っていますが、檻の中からこちらに向かって檻の中みたいとおっしゃってましたが、どちらが檻の中でしょう?
カルバート部分の掘削を開始しました。
A2橋台には足場高く我らがマンボー君が
サーフィンしています。

10月19日 A1橋台も柱鉄筋の組み立て作業
A1橋台も柱鉄筋の組み立て作業に入り活況を呈しています。
ニフティー「ホームページコンテスト」の二次予選が発表され、本ページはノミネートに外れました。
残念です。
さて、今回は電車に乗って現場を撮影しました。
リゾートしらかみ3号は11月3日までの
季節運行です。
1号にはリンゴのオブジェがあり、
凝ってますねJR!電車から見た作業中の現場です!
スピードが早い為、
ナイスショットは逃しております。
今年の運行もあとわずかですから、
お早めにご乗車下さい!

10月17日 ウエザーステーション
A2橋台の底版コンクリート(マスコンクリート)を打設後、
内部温度を測るため、ウエザーステーションを設置しています。
コンクリートの養生熱は50℃程度まで上昇していますが、
入浴する温度より高い熱が発生していますので、
温度クラックを避けるため、外気温との極端な差を生じさせぬ
よう品質厳守にて施工しています。
外気温はウエザーステーションと併用して自記記録計を型枠側
面に設置して、養生外気温を計測しています。
別の話題をもう一つ。
現場横の農道で、軽トラックが脱輪し立ち往生し
ておりました。賺さず中山所長始め雄志が救出に
参上しましたが、とても重い軽トラ(4輪駆動
車)で苦労しました。運転手の祖父さんと祖母さ
ん、それと荷台の犬がうるうるの目で、大変感謝
しておりました。雨天が続き農道が荒れておりハ
ンドルを取られた模様です。

10月15日 P2橋脚梁コンクリート受支保工組立
くりこま高原の紅葉がきれいになり、
ようやく橋脚らしくなってきました。
工事一時中止のカルバート工事でしたが、
載荷盛土の沈下が終息するため、
10月後半より再会します。
地吹雪が来る前に、
一寸でも前進出来ればと思います。

10月8日 鉄筋の組立状況
A2橋台の鉄筋組立に苦労しています。
「パズルのような知恵の輪のような・・・・」と沢木組の主任技術者畠山氏がぼやいておりまして、
自ら杭頭鉄筋を組立てて、横の鉄筋を一段一段交わしながら確認しています。
P1橋脚柱筋では、圧接作業を行いました。
圧接は鉄筋を繋げる作業ですが、作業は圧接面を削り、鉄筋を設置し加熱し圧力を加えますが、
加熱時の圧力を軸方向に300kgf/cm2以上掛けます。

10月7日 現場見学3
見学現場は、日本道路公団発注の「日本海東北自動車道 松ヶ崎北工事」です。
当工事につながる高速道路の秋田以南の工事で、施工場所は秋田県本荘市、工事は当社と井上工業のJV、
国土総合建設(株)・井上工業(株)共同企業体で施工を行っています。
当社より太田所長、高橋芳夫監理技術者、多田主任、中村担当、遠田担当の5人が携わっております。
高橋監理技術者はかいらげの品質証明員なのですが出没して貰えないので、工事説明をお願いしました。
工事延長は約1.9kmで2ヶ所の土取り場と2ヶ所の盛り土があるとの事で25tの重ダンプが3台かど
うしておりました。
構造物はボックスカルバート2ヶ所とのことで製作をしておりました。
土工量は541000m3だそうで、見学時点ではまだ1/3程度の土工量しか進んでいないとのことでし
た。帰り際、事務所にお伺いした際、井上工業の小畑主任技術者が、明日、土木施工管理試験の担当者に一
括してましたが「試験と現場どちらが大事か?」といいですね!この一言、「仕事と家庭」どちらが大事
か!やっぱ・・・・・・工期は平成14年6月25日から平成17年2月8日だそうでした。なお、現場内
に珍しい鳥の繁殖場があるらしく又、現場内の川がサケの遡上する川らしく環境対策には細心の注意を払
い作業とのことでした。
現場の近くに鳥の巣(ミサゴの巣)があので、保護のため細かなルールを決めて、作業しています。自然との共存を意識して、作業されてる皆さんを心より敬服いたします。
写真の中央部、斜めの木の天端部分に雲のように作られています。
ミサゴの保護の警告
1.不要な立入を極力避ける(巣に近づかないこと)
1.大声・奇声を出さないこと。
1.場内で使用する重機、発電機等は低騒音・低振動型のものとする。
1.ダンプのあおり音をたてぬこと。
1.ダンプ回数を減らすこと。→大型ダンプ使用で回数を減らす。
1.関係車両は、出来るだけクラクションを鳴らしたり、空ぶかしはせぬこと。
ミサゴ(鶚)は、オスの全長54cm、メスは64cmのタカ科の鳥で、湖や河川、海岸などに暮し、魚だけを食べる
変わり者です。体の下面の白が目立ち、水面の上をとびながら獲物をねらい、みつけると脚を先に水中に入れて
獲物を捕らえるため、体重以上の魚を運ぶ事もできます。
独特の狩りをするミサゴにとって魚の減少は、ひなが捕獲を学ぶ事が出来ず、巣立ったあと餓死するものも少なく
ありません。

10月5日 現場見学2
昨日秋田県内で工事を行っている現場を見学に行って来ました。
現場は海上工事、みらい建設工業と当社のJV工事で、(みらい・国総JV)工事名が「平成15年度
秋田港向浜地区泊地(−12m)浚渫工事」工事場所は秋田市の秋田港内になります。
日本では余り見られなくなったポンプ式浚渫船の稼働現場です。
工事内容は浚渫面積75940m2ポンプ式浚渫、浚渫水深−12mで浚渫土量312300m3だそ
うで昼夜行っているそうです。
浚渫の位置決めはGPSを使い位置移動はスピーディーに行われておりました。今回はスパット(鉄の杭、
浚渫船のお尻の角)は使用しないでアンカーにて操船しているそうです。
浚渫時の目印の旗(竹)を入れ違い20mも重りを巻き上げて再度測量する手間がなくなったんですな!
旗入れは勘と経験で1発で決めるんだと、良く言われてました!懐かしい!
当社からは1名竹内理監理技術者が担当しています。
工期は自平成15年7月4日〜12月15日迄で施主は国交省秋田港湾事務所です。
ポンプ船は第二拓洋丸6000ps級(5650ps)とのことでした。浚渫土は砂質土で反対の護岸
(約3KM)に圧送し砂浜となっています。

10月3日 虹
本日、虹がきれいでした。

虹の色は、空気中を落下する水滴に太陽光線が反射する時、光線に含まれる光の成分によって、
光の屈折が違うため、反射した光が七色に
見える現象で、スペクトルと言われます。
スペクトルの現象を科学的に説明したのは、ニュートンで、水晶(石英)に反射するスペクトルから、
石英を三角に削ってプリズムを造り実証しました。(眺めていたのはリンゴだけでは無かった)

虹は、太陽と水滴と観測者を結ぶ反射角が、41度(誤差±1度)の時だけしか見る事が出来ず、
三つの条件を満たす確率は、毎日あるにも関わらず、ごく限られた場所からしか見れません。
次回、虹を見る事がありましたら、まさに太陽からあなただけに送られたプレゼンですね。
(ロマンチックな話しです!)
問題です。冬と夏では、虹の見え方が違います。虹が高く見えるのはどっち?

10月1日 P1橋脚山留材解体
橋脚山留材解体と鋼矢板存置ヶ所切断ですが、
線路際の土留締切工が完了近く、
変位測定杭の変位もほとんどなく、
終了できてホットしています。
旅行シーズンか、特急かもしかが、
いつもの3両編成でなく6両で走ってました。
新型車両だ!でもお客はまばら?????
小友沼に飛来する鴨が稲刈りの終わった田んぼに
集結しています。
詳しくは、能代市役所HP/環境部サイトで、
飛来羽数を確認できます。

9月27日 檜山城址
近くに同時期発注の兄弟橋として橋梁下部建設工事が2件あります。
1つは浅内橋下部工工事、もう一つは檜山川下部工工事で、浅内橋が兄貴で檜山川橋が弟のような感じです。
檜山といえば「秋田音頭」の唄にある檜山納豆で有名です。
そこで檜山城址に行き来ましたが、とても綺麗な所で、檜山城址はお茶の北限だそうです。
山城址の近くには羽州街道の松並木があります。ここも美しい所でした。

「秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコ 
 能代春慶 檜山納豆 大館曲げわっぱ 」      秋田音頭より


9月26日 秋色
日に日に秋色に染まって、現場横でも稲刈りが始まりました。
本日北海道で大きな地震が発生しましたが、現場への影響は無く、一安心です。
ただ、北海道からの貨物列車は3時間以上遅れて通過していきましたので、ちょっぴり影響はあります。


9月23日 現場見学
近くにある、同時期発注の浅内橋下部工工事で、
(社)日本土木工業協会東北支部主催の市民現場見学
会がありました。
現場は、ニューマチックケーソン工法で、橋脚基礎を
製作していましたが、自動化が進み作業員が直接圧縮
空気内での作業は少なくなっているとの事です。
ニューマチックケーソンは、底が抜けたコンクリート
の箱を地上で造り、内部を掘削する事で、コンクリー
トが地面に沈み、同時に土留めの役割をするため、周
辺に影響を与えず、大きな基礎を造る事ができます。
当社は港湾工事で、オープンケーソンを(フローティングドッグと言って逆に浮力を使って大きなコンク
リートを所定の場所に設置する)良く作成してますが、ニューマチックケーソンは、良い勉強になりました。

ニューマチックケーソンは歴史的に大変古から使われた工法で、近代歴史に残るエッフェル塔やブルック
リン橋などの大形建造物の基礎には必ず使われています。特にマンハッタンの高層ビルに多く使われ、
マンハッタン島の小さな土地が莫大な資産を造り出す原動力となった工法と言えます。

9月21日 秋田県全県駅伝
国道7号線で「秋田県全県駅伝」が行われておりました。
現場前で能代山本チームと男鹿チームが競り合ってましたが、現場横の国道7号は333kmポスト地点
ですから、選手皆さんにラッキーが起こればと願っておりました。

9月18日 基礎砕石敷均
本日杭の中にカエルを発見しました。
「井の中の蛙大海をを知らず」といった感じで眺めていたところ、本日現場横の踏
み切りで乗用車が遮断機に挟まれてしまいました。
あせった運転手のおばさんが手を振り、貨物列車を止めましたが、付近にいた小林
工事担当の気転で遮断機を持ち上げ乗用車を無事脱出させました。
カエルを見ていた私は、実は「橋台の中の私、列車緊急停止を知らず」です。

9月16日 A2橋台掘削
橋台の2次掘削完了間近か。
本日の現場視察はカマキリがやってきました。
掘削土の運搬車は過積載をしないように、
教育終了の証として、みらいちゃんとたすく君の
約束証「過積載禁止を遵守」を
運転席前に掲示をしています。

9月14日 おなごりフェスティバル
台風接近のさなか20万人の見物客でおなごりフェスティバル開催されましたが、
能代にこんなにいっぱい人がいるの?と当惑しながら見物して来ました。
城郭をモチーフにした中学生の山車が、能代1中と2中の2基で、ライバル視しながら練り歩きます。
途中電線に当り、しゃちほこが転倒したり、中学生パワーがお祭りを盛り上げてました。
地元の建設協会が全面協力しており、いいイメージアップだと思います。
唯一残念だったのは、強風で秋田竿灯と花火がとりやめになっとことですが、
行く夏をおなごり惜しく思った、心地よい初秋でした。

9月12日 P2橋脚柱1段目のコンクリート打設
橋脚のコンクリート打設は牢屋みたいな鉄筋の中で行うため、入るのが一苦労です。
型枠と鉄筋のすき間に、細かくスペーサーを設置しましたが、アルカリ骨材反応によるコンクリート品質
悪化の防止となります。生コン受付には、小林工事担当と中友商事の木籐試験室担当が確認しています。

情報ですが、成田君は名古屋支店に拉致された模様です。

9月9日 P1橋脚の杭頭鉄筋組立
P1橋脚の杭頭鉄筋組立状況です。
杭頭のフープ筋を溶接で固定していますが、
狭い場所で皆さんがんばってます。
鉄筋は、スターラップ(幅止筋)のフックが
帯筋を囲む設計(阪神淡路地震の耐震構造)のため、
手順をまちがえると組めません。(パズルみたい)
マーキングしている鉄筋に赤とんぼが止まり、
位置チェックしておりまが、秋ですねー。
ちなみに鉄筋屋さんの喰わえているのは
「たばこ」じゃなくマーカーのキャップです。

9月7日 寝台特急あけぼので出張
現場を走る寝台特急あけぼのを利用して東京に出張してきました。
向学心のため鉄道発祥の地、旧新橋駅(現汐留付近)に立ち寄ってきました。
資料館には鉄道の起点0ポイントのモニュメントや、鉄道開業当時の資料が展示されており、鉄道建設に
携わった諸先輩方(土木関係)の努力をかいま見る事ができます。
又、明治の海外視察団(伊藤博文等)によって近代日本が形成されたことがよく解ります。
チャレンジカップの日本代表にメッセージを書きましたが、
残念ながら負けちゃいました!

9月4日 4号カルバート工事の中止
4号カルバートの工事中止通知が出されました。
カルバートの位置が軟弱地盤で、そのままの施工では出来上がったカルバートが不同沈下するので、
予め土砂を所定量盛土し、強制沈下させてから沈下確認後施工となります。
又、近くに火力発電所の送水管があり、慎重に盛土を行った為、遅れたとのことです。
2ヶ月程度工事中止となるので工期が3月後半となり、
能代滞在一年となる予定です。(楽しみを見つけよっと)

9月2日 A2橋台の施工開始
掘削方法の検討により2ヶ月遅れで、
A2橋台の施工を開始しました。
工程が2ヶ月遅れましたが、工法が開削工法より
土留め鋼矢板工法に変更となりました。
年内にコンクリート打設完了は可能と判断しております。
P2橋脚は山留め撤去後埋殺し(業界用語)
鋼矢板の切断しています。

自転車で現場に向かう途中、農家の方に工事を聞かれ雑談
したところ、能代の恐ろしい冬の厳しさを聞かされ、
寒中コンクリートになる前に、
橋梁下部工は完成したいと願っています。

9月1日 ラッセル車
線路上をラッセル車が走行していきました。
積雪の前に予行運転をするそうで、
もう秋を通り越して冬支度です。
線路に敷く砕石を運搬する配給列車が走行してました。
北海道からのコンテナなど、
貨物列車も1時間に1往復程度走ってます。
日本経済と物流の復活も間近かな。


8月31日 リゾートしらかみ号から見た現場
休日、臨時列車リゾートしらかみ号に乗ってきました。
五能線は鉄道マニアの聖地らしく、
いろんな人々を見かけますが、
電車で隣に乗り合わせた初老のおじさんは、
JRのOBだそうで、横浜からJRを乗り継ぎ、
北海道をまわって来たそうです。

リゾートしらかみの中では、三味線の演奏もあり、
旅の気分が満喫できます。

8月28日 自転車通勤
環境のため自転車通勤をしております。
国道7号線は交通量が多いので現場巡視もかねて
現場横の町道を通勤しています。
行き交う車は1〜2台で、
みらいちゃんやたすく君(犬)を
散歩している光景がよくみられます。
小友沼の影響で鳥が糞をするので前だけでなく
上も注意しなければ危険です。
たまに命中すると憤慨(糞害)している
監理技術者でした。
関係ないんですが秋田県湯沢市の
「川原毛大湯滝」に行ってきました。
滝がお湯で、滝壺が温泉になってます。
混浴なので、女の子が入浴してましたが、
なぜか水着きてました?(やっぱり)
もっとアップでお見せしたいのですが、
これ以上は盗撮になりかねますので御勘弁を。

8月27日 P2橋脚のフーチングの埋戻し
P2橋脚のフーチングの埋戻し作業開始しました。
小林工事担当が持っているのは俗称タコといいます。
足が2本しかないのに不思議ですが。
(誰ですかタコがタコ持っている!?
なんて言ってるのは?
名古屋に出稼ぎの成田工事担当ですね!)」
巻き出しは測標に従い
30cmで埋め戻し転圧を行います。

8月25日 70mmの大雨
朝5時より7時までの2時間に70mmもの雨がふり能代地区は洪水です。
現場は掘削矢板内はポンプの稼働により冠水は免れましたが、
現場内を流れる小川にサンドマットが流出し、職員も総出で水防作業となりました。
災害は無かったものの、近隣の地区では比内地鶏の鶏舎が冠水して、比内地鶏が水死してしまいました。
心よりご冥福をお祈りします。
被害額は5千万とも言われ、JRも午前中麻痺してました。

8月23日 全国花火協議大会
有名な大曲の花火に行って来ました。
天気は雨模様でしたが、すごい人で人口3万人の街に63万人の見物客がやってきました。
JR大曲駅を降りると通勤ラッシュなみで、臨時列車が時間2本も増発されていたのに、
帰りの電車にたどりつくまで1時間以上並びました。最大瞬間的にTDL以上かも?
「全国花火協議大会」は江戸時代、常盤から秋田藩へくら替えになった佐竹の殿様に花火師が随行し、
たまたま足止めされた(雄物川の氾濫で六郷に)この地で地元の娘と恋に落ち花火の技法が伝授されたとか?」「内閣総理大臣賞」が授与されることなどで日本一格式の高い花火大会といわれ全国の花火師が集う大会です。
雄物川も一級河川で河川敷は整備されており国の治水事業が陰で支えていることに感動しながら、
川の氾濫がなければ花火大会はなかったかもしれないと思うと不思議な感じがした土曜日でした。

8月21日 安全大会実施
能代にも秋の訪れが近付き、小友沼に沢山の鳥が舞ってます。 安全大会にはスイカも参加しました。
今回の安全大会で、新しい素材の土のうを使用実験しました。
内部には水分を吸収する吸水性ポリマーが入っていて、緊急時に水さえあれば膨張して土のうになります。
原理は紙おむつだそうで、緊急時には有効かも?、、、しれません。
吸水性ポリマーは、小さじ一杯の粉で1000CCの水を吸水して固めてしまうため、スポンジの70倍の能力があります。
元々アメリカ農務省がデンプンの有効利用を研究している時に偶然造られ、水耕栽培の土壌材として研究されていましたが、一般的には紙おむつの材料として、触れる事ができます。
原理は、デンプンが水を固める構造ですが、ポリマーがより高率的に水分子を均等に結合させる事で、圧力を加えても(絞っても)水を吐き出さず、たてよこにしっかりと結合されています。
現在、吸水性ポリマーを使って砂漠に植物を育て農場を造るプロジェクトが進められています。

8月19日 橋脚の掘削に苦戦中
御盆明けの工事は、P1橋脚の掘削に苦戦しています。
お盆の期間中、現場とJR近接の安全対策として、床付け面まで掘削しないで、杭の頭で養生していまし
たが、雨水がが溜まりぬかるんでいます。床付け面が軟弱なため、小さなバックホウが亀になりながら施
工していまが、小さなバケットで丁寧に集めて、0.7バックが一度に始末するため、力の差を感じますね。
掘削面には、葦の茎や流木があったりと、米代川から2キロも離れていますが、昔この辺も米代川の氾濫
の影響があったことが想像されます。 今は、治水事業のおかげで安全に暮らせますよね!ヨイショ!
明るい話題をもう一つ、
中友商事のマスコットガール○○さんです。
隣にいるのは、コンクリート強度試験機で、
握力5000トンを超えるヘラクレス。
秋田美人とヘラクレスのツーショットで、
現場の苦労が和みます。(なぜ?)

8月15日 携帯サイト
夏らしくない(暑くならない)お休みで消化不良のため、能代作業所の携帯用サイトを造ってみました。
携帯電話の機種によっては表示されないかもしれませんが、いまのところ対応不可、申し訳ありません。
http://kokusou.com/noshiro/i/

8月7日 道の日に向け、道路掃除活動
能代河川国道事務所主催の道路掃除活動に参加しました。
所長及び小林工事担当が国道7号線約2kmの区間でゴミ拾いしました。
8月10日は「道の日」です。
大正9年8月10日に、日本で最初の道路改良計画がまとめられ、道路整備の長期計画が開始されました。
私達の生活に欠かすことのできない「道」を、改めて考え、クルマ社会が健全に安全に発展するために、
「道の日」があります。

8月6日 現場周辺の稲穂と特急いなほ
中間検査無事完了しました。
検査で、ばたばたしておりましたら、秋田のお祭り「竿灯祭り」終わってしまいました。
竿灯は稲穂をモチーフにしてるらしいので、現場を走る特急いなほと現場周辺田圃の稲穂を一緒に撮影し
てみました。

7月31日 安全訓練
安全大会を行い、非常の場合の列車の止め方の安全訓練を行いました。
JR工事管理者の菅原さんの指導の元、発煙筒の点火実験しましたが、「いつもの火花とは違う」と鋼管
杭溶接者の丸井重機建設の菊池さん。教育中に奥羽本線を電車が走っていきましたが、踏切で汽笛を鳴
らした際、こちらを運転手さんがにらんだような気がしたのは私だけでしょうか?
ちゃんと線路から500m程度は離れてますよ!

7月29日 P2橋脚の躯体(底盤)コンクリート打設
P2橋脚の躯体(底盤)コンクリート打設しました。
生コンクリートの会社は中友商事です。(ホームページはこちら)プラントにはバスケットの絵を描いて
まして、「おお!スラムダンク」って感じです。やっぱり能代はバスケットの町ですね!
今週も、現場見学の方が見えられました。
「鷹巣農林高等学校」のみなさんです。

7月26日 日吉神社のお祭り
26日27日は能代の日吉神社のお祭りです。工事に関係ないと思いましたが!実は当工事の安全祈願祭
は日吉神社にて行っております!日吉神社大祭は山車が5台でる盛大なお祭りです。
本日の安全作業も日吉神社様々です。
ついでに能代の町並みを紹介。
所長のよく行くスーパーマーケットの提灯がじゃまですが?能代メインストリート出店中のさすが
「ババヘラ」特等席におります。入口手前で、テキ屋も一目おく存在なんでしょうか?

7月25日 現場見学と新車の購入
本日は秋田高専の方が現場見学にいらっしゃいました。
小林工事担当は夏に向けて新車を買いました。
流行りのアースカラーで、最新型です。
側面にはストライプがありコバヤシ号と
ルビが振ってあります。

ところで、コバヤシ号を現場では
「ねこ車」と呼びます。
その語源については諸説が色々あり、
どれが正しいのか分からないので、
御存じの方は御一報ください。
語源その1 大工さんが作業する足場を「ネコ足場」といい、そこを通るために一輪車にした車をねこ車
語源その2 左官さんが壁土を練ったものを「練り子(ねりこ)」と呼び、練り子を運ぶ車をねこ車と呼ぶ
語源その3 一輪車の原形は箱の前に車輪があり、ねこが前足でまりをもてあそぶ姿に似ている事から

7月23日 JR奥羽本線両側での作業開始
JR奥羽本線の両側での作業が開始しました。
P2側は柱鉄筋組み立て作業、
P1側は鋼矢板打設です。
線路を挟んで両側ともクレーン作業がしばらく続くため、
お互い干渉しない様十分注意が必要です。

7月20日 能代港で海の日
海上保安庁の巡視船「鳥海」と潜水艦「はましお」が一般公開しておりました。
なお、この桟橋施工は当社も行ったらしいです。

フェステバルには、必ず付き物のババヘラ(秋田にかいないアイスクリームの路上販売)があります。
能代港をぶらっとしておりましたら変な物が?
解りますか!そうです風力発電機です。
港に置いてある姿はとても滑らかな曲線で、
大きいのため、風で動く様には見えませんね。
資源の少ない日本は、風力も海外から輸入して
いるんです!(ちょっと違うか)

7月16日 A1橋台鋼管打設 艤装替え終了後油圧ハンマにより試験杭打設
鋼管の現場継手溶接部の確認を放射線透過試験(レントゲンX線照射試験)にて確認しました。
X線は、鉱物(ベリウム?)に200Vをかけると発生するので常時は放射線は出ないとの事でした。
この中に鉱物が入っているそうです。
X線は、ドイツの物理学者 ウィルヘルム・レントゲンによって発見されました。
1895年11月8日レントゲンはクルックス管を使った放電の実験中、偶然に不思議な放電現象を発見し
ます。 直ぐさま、机の引き出しにしまってあるノートに記録を取ろうとしたところ、引き出しにあっ
た写真乾板が感光していることに気づきます。現像してみると、机上の鍵が乾板に写っていました。
レントゲンは、放電現象が机の木材を通しているのに対し、鍵の金属は通さない事に驚き、今度は鉛の
円盤を試して見るのですが、この時、円盤を持つレントゲンの指の骨も写っている事に再び驚きます。
レントゲンは発見した不思議な放電現象を「未知なもの」という意味をこめX線と名づけます。
現在、X線は、医療、歯科診療、金属製品の業務用検査など、多くの分野で利用されています。
ウィルヘルム・レントゲン
ドイツの物理学者。X線の発見で
1901年第1回のノーベル物理学
賞を受賞する。
話変わって、
P2橋脚は底版の鉄筋組立作業に進んでおります。
この下には59mの鋼管が垂直に打ち込まれています。

7月10日 杭打ち機及びクレーン
又、軌道の動態観測を随時行い観測しています。
線路の高さがちょっとでも変わると、
列車が走れません。
梅雨真っ最中!雨にて現場待機、杭打ち機及びクレ
ーンは列車に影響のない所まで移動し待機します。

7月6日 航空写真失敗
所要で羽田空港より大館能代空港まで空路で戻ってき
ました。 飛行機の経路上に琴丘能代道路があり空か
らみると茶褐色でよく解ります。
残念ながら着陸前の飛行機は電子機器が大敵なので、
撮影出来ず、映像はありません。
又現場上空で旋回するので、当現場は少ししか見えま
せんでした。
次回機会があれば写ルンですを持参しようと思います。
羽田空港で駐機中の大館能代便ボーイング
737−500空港ではバス送迎でなくタラップゲー
ト?にて急坂を乗船、(飛行機もシップ)しました。
重要路線なんだな?と感心しながら満席の飛行機に乗
りました。
話変わって、測量中の小林工事担当、所長に指導を受けています。
又、列車の運行について、作業前に列車見張り員と工事管理者(菅原さん)との打ち合わせを行ってま
す。 作業時はJRより予定ダイヤ(時間軸と運行場所が斜線に記入された物)を入手し事故防止に努
めています。

7月4日 安全大会
かいらげ工事を全休(雨でした)にし弊社東北支店の安全大会に出席しました。
いつもにないスーツ姿で神妙な面々です。
当作業所関係では、成田工事担当が謝辞を小林工事担当が「安全の誓い」を所長が受け付けをして
おりました。
記念講演として「安全はコミュニュケーションから」との題名で落語家の入船亭扇好師匠の講演が
ありました。


7月3日 杭打ちA2側完了につき、機械解体移動
鋼管を打ち込む油圧ハンマ
は木材が使われています。
鉄製のハンマで鉄を叩くと、
長く使えないので、
クッション材として木材が
使われます。

21世紀になっても、
大昔の技術が光ってますね。
鋼管を地中に押し込むヤットコと言われている物ですが、なんで
ヤットコト言われているのか分かりませんが、ヤットコと言われ
る物は一般的に、ペンチのような形で、先が平らになってる物だ
そうです。
のこぎりやかなづちのように日本に古くからある工具ですが、小
さな物を引き抜く時に色々苦労して、たちばさみの先を平たく潰
した道具で、やっとの思いで抜けた事から、その道具をヤットコ
と言ったそうです。(ホントかなー)
現場で使われているヤットコは押し込む
道具としてでは無く、引き抜く行為を差
しているのでしょうか?
(現在のやっとこ)

7月2日 列車見張り員
みんなの安全を見守る、列車見張り員の渡辺さんです。
いつも下げているのは弁当箱ではなく!発煙筒4本及び黄色
旗だそうです。
発煙筒は5分間延焼する事が基準で!有効期間は5年です。
渡部氏曰く「現在まで使用は皆無です」との事。
使わない事をくれぐれも祈ります。
「つづきまして、下り線通過予定」
今日も名調子が現場の緊張感を維持させてくれます。
渡辺さんの名調子1 名調子2

6月21日 鰄渕(かいらげぶち)の由来
当作業所の名称(かいらげぶち)を読める方が少ないと言う事で、カナを
打ちました。
またこの機会に由来を調べようと、かいらげの由緒図書館で調べてきたの
ですがよく解らないそうです。能代市機織の地名辞書にあった鰄淵は、鰄
というアメ(魚へんに完と書かれてます)に似た細魚の、かつて生息地で
あっただろうと言う事ですが、琴丘町上岩川地区三種川の支流落合から
約三.五キロメートル上流にも鰄淵部落がある事から、本来の地名はこの
場所では無いかと言われます。
また、鰄渕(かいらげぶち)には、
鰄渕番楽(かいらげぶちばんがく)と呼ばれる民俗芸能の名前があり、
羽後の国の諸処に行われている番楽の中でも、北部に現存する古風な舞楽
の一つだそうです。
伝説によれば、平安時代の壇ノ浦の戦で離散した、平家一族
が再び復活を誓い合い、越後の三面(みおもて)と、下野(しも
つけ)の日光、そして羽後の国鰄渕に、分かれていく事になり
ますが、鰄渕番楽(かいらげぶちばんがく)は遺臣によって、
今日まで伝えられたものと言われています。
この番楽の特長は、その歌詞が平家の文学的に優れた内容を
持っていることと、舞の形式が極めて活動的で、能楽とは全
く対照的なものであります。
神楽は大方女舞なのに比し、番楽はすべて男舞であることから、戦で敗れた者が復活を信じ、各地に離散し
た同士に対し、いつでも戦える準備があると、伝えたかったのか、かもしれませんし、羽後の国鰄渕の自然
の厳しさに、毅然とした態度で立ち向かう男の姿のなのかもしれません。

6月18日 品質証明
品質証明員による立会い(鋼管杭打設)坂井工事部長立ち会いの上施工しました。
現場継手溶接は超音波探傷試験にて確認、埋戻しチェックで立会い完了合格との事でした。
金属を溶かして接合する溶接の歴史を、はんだ付け
も含めて言えば、メソポタミア地方で発見された銅
製の飾り板(看板かな?)が、ろう付けで接合され
ていました。
この飾り板は、紀元前2500年に造られ
たそうです。
現在使われているアーク溶接の歴史は、1800年ヴォルタの電池の発明から7年後に、イギリスのデービー
が、放電火花(アーク)を継続させることに成功します。しかし当時のアークは、ガス灯に変わる照明として
研究され、まさか鉄の溶接に使えるとは誰も考えず、鉄の接合は、一世紀に渡り、リベットが使われました。
(1889年に出来たエッフェル塔はリベットで出来ている)
しかし、1880年デービーの助手フェラディーが電磁誘導を発見し、発電機を発明する事で、電気を自由に増
幅させ、電圧の高いアークを造る事に成功しました。 
アークの発明から70年、アークが初めて鉄を溶かしました。
19世紀に入ると、それまで鋳造とリベットだった鉄の加工が溶接に変わり、気密性の高いボイラーの蒸気機関や、軽くて大きな船、丈夫な鉄橋や運河の水門など、鉄道、造船、建設の重工業に大きな技術革新をもたらし、世界中で産業革命が加速していきます。まさに人間が鉄を自由に加工できた瞬間です。
アーク溶接は産業革命の裏で活躍した大立て役者って
事ですね。
マイケル・ファラデー
イギリスの物理学者。
電磁誘導を発見し、発電機の原形を造り、電磁気学の分野に業績を残す。

ヴォルタ
イタリアの物理学者
始めて電池を発明した事で、
1801年ナポレオンから伯爵
の位をさずけられた。
電圧のボルトは、
彼の名にちなんだもの。
ハンフリー・デービー
イギリスの化学者。
電気エネルギーと化学反応の
関係を研究する。電気分解に
よって、ナトリウムやカリウ
ムの開発に成功する。

6月17日 現場見学
現場見学に能代工業高等学校の都市工学科の
3名が、探検?にやってこられました!
当現場の国交省監督官の後輩との事でした!
その事を、当工事のJR工事管理者菅原氏に
話したところ、菅原さんも能代工業との事で
した。近頃は土木の人気が無く、建設工学科
や都市工学科など名称を変更してしまい、寂
しいと言っておられました。

私も工業高校の出身で懐かしく感じられました!

6月6日 橋台鋼管杭施工開始
現場は59メートルの長い鋼管を地中に打設しています。
12mを4本と11mを1本を打設しながら溶接で繋ぎます。
鋼管杭の長さは59mになりますが、何か対比
になるものはないかと調べました所、ありました!
となり町のふたつい町(きみまち阪で有名らしい
・恋文とは縁がない!)に、日本一の杉の木がありまた。
(花粉症の方には大変申し訳ございませんが)
高さ58mの日本一高い杉の木は15階のビルに相当し、
樹齢300年だそうです。
なんとこの木一本で、53坪の木造住宅が立てられます。
杉の木の周りには観光施設らしい物もなく、
せめて自動販売機でもと思ったのですが、と
思ったらありました。天然の自動清水機です。
コップの親切が心暖まります。

5月19日 試験杭施工
試験杭施工が始まりました。
工事現場内を電車が通過して行きますので、作業は慎重に行いましょう。
かもしか しらかみ2号
しらかみ4号 寝台特急日本海

5月19日 マスコットキャラクター
能代事務所マスコット たくすくんとみらいちゃんです。
マンボー君にもバスケットしてもらいたいんですが、ちょっと割腹がいいからねー。

5月8日 国道7号線
今回の工事は、国道7号線と奥羽本線が交差する、こ線橋下部工事の橋脚、橋台、カルバートを造ります。
国道7号線は、新潟市の起点から北へ延び、青森市が終点です。
新潟市から西へは、国道8号線が北陸地方を縦断して、滋賀県の栗東で国道1号線と繋がります。
また、青森市から栗東までの道のりを太平洋側ルートで行くと、国道4号線で東京都の日本橋まで繋がり
日本橋からは国道1号線で、滋賀県まで行けます。
日本海側と太平洋側のルートを、青森ー栗東間で距離を比べると、日本海側は250キロも短くなります。
国道の碑
国道7号線

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